発見する器

日常の考察、真実の追求、感性にピンと来たもの、好きな音楽。

「ザ・シークレット」を買った。読んだ。唸った。そして、その唸ったことのまとめ。

2007年に角川書店から発行された「ザ・シークレット」。巷でウワサの「引き寄せの法則」を解説した書籍で、当時はベストセラーになったらしい。amazonでも411件のカスタマーレビュー数があり、今でもかなりの注目を集めている。

 

ザ・シークレット

ザ・シークレット

 

 ベストセラーになったおかげか、中古で送料含めて300円ちょいで買えるので、ちょうど引き寄せの法則に興味を持った今のタイミングで購入してみることにした。ワンクリック、ポチ。

そして昨日、家に届いて2日あまり。内容は事前に入手していた情報どおり、引き寄せの法則をさわりから少し奥深いところまでやさしく説明している感じ。引き寄せの法則に造詣が深い方には物足りないかもしれないが、自分としては楽しく、ためになる話が多かった。一方で、頻繁に挟まれる○○コンサルタントや作家?などの、ちょっと怪しげな先生方の会話の引用が気になることは気になった。また、翻訳の影響なのか、抽象的な説明が多く、終始ふわふわしている印象は否めない。とは言え、引き寄せの法則というものを正しく理解するうえで有益な本であることには変わりない。

8割がた読了したところで、「うーん、なるほど」と思ったことをまとめておく。発行から8年も経っていて今更な感はあるが。

  1. 車がほしければまず試乗する。家がほしければその家で使うものを買う。
  2. 行動したことにさえ気づかない、流れの中での行動。心地よさ。
  3. まずは最初の段を上がる。
  4. ダイエット。自分が心地よいと感じる体重をイメージせよ。自分が完璧な体重だったときの写真を眺める。
  5. 食事では、咀嚼と消化に集中する。
  6. ほしいものを得ている自分も同時に存在している。
  7. まずは、一杯のコーヒーを引き寄せるところから。
  8. 一日の始まりに「今日の始まりはとても有意義なものになるだろう」と思う。
  9. 悪いものを引き寄せたくなければ、しばらく時間をかけて気分転換する。
  10. 信じるということは、お願いしたことを既に受け取ったように行動したり、話したり、思考したりすること。
  11. 毎晩寝る前にその日の出来事を全て思い出す。うまくいかなかった出来事があれば、それをわくわくの喜びとともに頭の中で再生し直す。
  12. 心から感謝することの一覧表をつくる。
  13. お金は容易に、かつ、頻繁に入ってくる。
  14. ほしいものを見たら「私には余裕があり、それを買う力がある」
  15. なりたい状況の絵を描く。
  16. 行動と願望が相反しないように気をつける。
  17. 捨てるべきものを捨てて、スペースをつくる。
  18. 自分を他人だと思って尊敬してみる。