水曜日のカンパネラの『パフ』に再ハマリ中である。
こんな曲である。
これがすごく、いい。
何がいいかっていうと、一人ぼっちの寂しさとメルヘンチックなかわいらしさを同時に感じつつ、それでいて水曜日のカンパネラの歌詞にありがちなふざけた感はなく、黄昏に思いを馳せる感も味わうことができる点。
で、聞いていて気づいたんだけど、これって、「月のウサギ」のことを歌った曲なんじゃないかしら。
例えば下記。
ずっと住んでるこの星
同じこと繰り返し
自慢の耳をパタパタ
脱走を計画中
これは、月に住んでいるうさぎが餅つきをずっと繰り返していて、そろそろ月を出てみようかなと考えているのでは。
そのほか下記も。
ここなんかはすごくわかりやすい。サビだ。
跳んでもはねても気づかない!
地球で踊りたい!
ついてもついてもモチモチ!
やめてもいいかな!
ひとりぼっちのうさぎさんはぴょこぴょこ跳ねてもだれも見てくれないから、地球で踊ってみんなに見てもらいたいんだよね。もちつきもいい加減やめたいんだよね、誰も食べてくれないもんね、と受け取ることができた。
かわいそうです、うさぎさん…
てっきり最初は地球のことを歌ってるのかと思ったけど、どうやら月のことらしい。
この曲を頭で流しながらお月様を眺めると、親しみを覚えつつも、なんだかハートがぎゅっとされる感もあり…
そういうわけで、うさぎの気持ちになれて良曲です。